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ネットワークに関する用語

DHCPとは?ネットワーク上でIPアドレスを自動的に割り当てる仕組み

DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)は、ネットワーク上でIPアドレスを自動的に割り当てる仕組みです。これにより、ネットワーク内のデバイスは、手動でIPアドレスやその他のネットワーク設定を指定する必要がなくなります。DHCPサーバーは、ネットワーク内でIPアドレスのプールを管理し、デバイスがネットワークに接続すると、使用可能なIPアドレスを割り当てます。このプロセスは動的であり、デバイスがネットワークから切断されると、IPアドレスはプールに戻されます。DHCPを使用すると、ネットワーク管理者は手動でIPアドレスを割り当てる手間が省け、ネットワークの管理が簡素化されます。
セキュリティに関する用語

DTCP-IPとは?知っておきたい家庭内ネットワークの著作権保護技術

-DTCP-IPの特徴と仕組み- DTCP-IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)は、家庭内ネットワークにおいて、著作権保護されたコンテンツをデジタル伝送する際に使用される技術です。この技術は、コンテンツを暗号化し、許可された機器でのみ復号を可能にすることで、不正コピーや再配布を防ぎます。 DTCP-IPは、いくつかの重要な特徴を備えています。まず、コンテンツの保護レベルを可変できることです。コンテンツホルダーは、コンテンツごとに異なる暗号化レベルを設定できます。たとえば、映画のように重要なコンテンツは強力な暗号化で保護される一方、音楽やゲームなどのコンテンツはより緩やかな暗号化で保護できます。 次に、デバイス間のセキュアな通信を実現します。DTCP-IP対応機器は、相互にセキュリティで保護された接続を確立します。この接続により、コンテンツは暗号化された状態で安全に転送されます。 最後に、さまざまな機器でコンテンツを利用可能にします。DTCP-IP対応機器には、テレビ、ブルーレイプレーヤー、コンピューターなどが含まれます。これにより、ユーザーは同じ保護レベルで、さまざまな機器でコンテンツを楽しむことができます。
セキュリティに関する用語

「デジタルフォレンジック」とは?コンピューターフォレンジックとの違い

「デジタルフォレンジック」とは、電子機器やデジタルデータからデジタル証拠を収集、分析、解釈する科学的プロセスです。コンピューターネットワークやデバイスからデータを復元し、不正行為や犯罪行為の証拠を特定します。デジタルフォレンジックは、サイバーセキュリティ侵害の調査、法的訴訟の支援、従業員の不正行為の調査など、さまざまな目的で使用できます。
プログラムに関する用語

Decoderとは?仕組みと用途を解説

Decoderの概要 Decoder(デコーダー)とは、符号化されたデータを元の形式に戻す、または別の形式に変換する装置やソフトウェアのことです。データの符号化は、送信や保存を目的に、データをよりコンパクトな形式に変換するプロセスです。Decoderの役割は、この符号化されたデータを元の形式に復元し、利用可能にすることです。Decoderは、通信システム、コンピューターシステム、デジタル機器など、さまざまな分野で使用されています。
セキュリティに関する用語

電子透かしを理解する:デジタルウォーターマークの基礎知識

電子透かしとは、デジタルコンテンツに目に見えない形で埋め込まれる、固有の識別情報のことです。この透かしは、著作権保護や偽造防止、コンテンツの追跡に使用することができます。電子透かしは、デジタル画像、オーディオ、動画など、あらゆる種類のデジタルコンテンツに埋め込むことができます。 埋め込まれた電子透かしは、人間の目にはほとんど、またはまったく見えません。しかし、専用のソフトウェアやアルゴリズムを使用して、透かしを抽出し、識別することができます。これにより、コンテンツの所有権や出所を検証したり、コンテンツの不正使用を検出したりすることが可能になります。
ハードウェアに関する用語

「DVORAK配列」とは?打鍵効率の良さが魅力

「DVORAK配列」とは、1936年にオーガスト・ドヴォラックによって考案されたキーボード配列です。標準的なQWERTY配列と比較して、両手の指の動きをより効率的にできるよう設計されており、打鍵速度と正確性の向上が期待されています。
ハードウェアに関する用語

デスクトップって何?わかりやすく解説

デスクトップには2つの意味があります。1つは、コンピューターの画面に表示される作業領域のこと。こちらは「デスクトップ環境」とも呼ばれ、アイコンやウィンドウ、メニューバーなどの画面上の要素を含みます。もう1つは、パソコン本体を指す場合に使われます。この場合は、実際に机の上などに物理的に置かれている箱形の本体のことを指しています。
ハードウェアに関する用語

「dual monitor」ってなに?デュアルディスプレーの仕組みと活用法

「デュアルモニター」とは、1台のコンピューターに2つのモニターを接続して使用する構成のことです。通常、2つのモニターは同じサイズで、隣同士に並べて配置されます。このセットアップにより、作業スペースが広がり、生産性が向上します。
プログラムに関する用語

IT用語『デプロイメント』とは?

デプロイメントの意味と定義 「デプロイメント」とは、ソフトウェアやハードウェアの配置や展開を指します。ソフトウェア開発の文脈では、主に新機能や更新されたコードを本番環境に導入するプロセスを指します。デプロイメントには、コードの変更をテスト環境から本番環境に移動したり、新しいインフラストラクチャを構築して既存のシステムと統合したりする作業が含まれます。その目的は、変更をエンドユーザーに提供し、システムを安定かつ効率的に実行できるようにすることです。
ハードウェアに関する用語

D/A変換器ってなに?その仕組みや役割を徹底解説

D/A変換器とは、デジタル信号をアナログ信号に変換する電子回路のことです。デジタル信号は0と1の2進数で表されますが、アナログ信号は連続的な値で表されます。そのため、デジタル信号をアナログ信号に変換する必要があります。D/A変換器は、この変換を行うことで、デジタル機器からの信号をアナログ機器で利用できるようにします。
プログラムに関する用語

マウス操作「ドラッグ」の仕組みと使い方

-ドラッグ操作の基本- ドラッグ操作とは、パソコンのマウスを使ってオブジェクトを特定の位置から別の位置に移動させる機能です。この操作を行うには、まずマウスポインタが移動させたいオブジェクトの上に重なっていることを確認します。次に、マウスの左クリックボタンを押したまま、マウスを希望の位置にドラッグします。クリックボタンを離すと、オブジェクトはドラッグした位置に移動します。 ドラッグ操作の応用範囲は広く、ファイルやフォルダーの移動やコピー、テキストの選択とコピー、画像のトリミングや移動など、さまざまな操作に使用できます。また、ドラッグ操作とスクロール機能を組み合わせることで、大きな画像や長いドキュメントを簡単に移動して閲覧できます。
その他

「ドット」の意味と種類について

「ドット」という言葉は、しばしば点を表すのに使用されますが、技術の世界ではより広い意味があります。グラフィックデザインでは、ドットとは画像を構成する個々のピクセルのことです。デジタル画像の解像度は、画像に含まれるドットの密度によって決まります。ドットの数が多ければ多いほど、画像はより詳細で滑らかになります。 また、「ドット」は、計算機における情報単位を表すのにも使用されます。1ドットは「0」または「1」という2つのバイナリの値のいずれかを表し、データの最も基本的な構成要素になります。コンピュータのメモリやストレージ容量は、通常、ドットの数で測定されます。
ハードウェアに関する用語

「デジタイザ」とは?:IT用語解説

デジタイザとは、アナログ信号をデジタル信号に変換する装置です。アナログ信号とは、連続的な値を表す信号で、デジタル信号とは、離散的な値(0と1)で表現される信号です。デジタイザは、アナログ信号をデジタル信号に変換することで、コンピュータやその他のデジタル機器がアナログ信号を処理できるようにします。
ハードウェアに関する用語

デュアルブートとは?1台のPCに複数のOSを快適に共存させる方法

デュアルブートとは何かというと、1台のコンピュータに複数のオペレーティングシステム(OS)をインストールして、それぞれが独立して動作できるようにすることです。つまり、1台のPCを、Windows 10とLinux Ubuntu、またはmacOSとWindows 11など、異なるOSを実行する複数の環境として使用できるのです。これにより、特定のタスクや好みに応じて、簡単にOSを切り替えることができるようになります。
ハードウェアに関する用語

DACを知る!デジタルとアナログをつなぐ

DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)の基本は、デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換する電子回路です。この変換により、コンピュータやその他のデジタルデバイスの音声を、ヘッドホンやスピーカーなどのアナログ再生機器で聴くことができます。 DACは、デジタル信号を受け取り、そのビット列をアナログ信号の連続的な変化に変換します。このプロセスは、個別のアンプを備えた抵抗ラダーネットワークを使用するか、電圧制御型オペアンプによって行われます。 DACの性能は、分解能(ビット数)、サンプリングレート、ダイナミックレンジ、全高調波歪み率(THD)などの要因によって決まります。分解能は、DACが表現できるアナログ信号のレベルの数に対応します。サンプリングレートは、アナログ信号をデジタル化する際の速度です。ダイナミックレンジは、最も低いレベルの信号から最も高いレベルの信号までの範囲です。THDは、アナログ出力信号に含まれる望まれない歪みの量です。
ハードウェアに関する用語

DVD-Rって何?特徴と種類を解説

DVD-Rとは、データ記録用として開発された光ディスクの一種です。DVD-RAMやDVD-RWなど他のDVDとは異なり、一度データを書き込むと後で消去や上書きができません。このため、データを長期保存する目的に適しています。DVD-Rは、コンピュータ、DVDレコーダー、DVDプレーヤーなどで広く使用されています。
モバイルに関する用語

ダブルタップとは?タッチパネル操作方法を解説

ダブルタップとは、タッチパネル画面を素早く連続して2回タップする操作のことです。タッチパネルでは、画面に指先が触れると電気信号が流れ、その位置が認識されます。 ダブルタップでは、1回目のタップで画面上の対象物が選択され、2回目のタップでその対象物に対する動作が実行されます。 ダブルタップの仕組みは、タッチパネルの制御ソフトウェアが1回目のタップの座標と時間を記録し、2回目のタップが同じ位置で一定時間内に行われたかどうかを判定することです。 時間や位置の範囲には設定値があり、判定に合致した場合にダブルタップとして認識されます。この設定により、誤操作を防ぎ、操作の安定性を確保しています。
ハードウェアに関する用語

DVD-RWの仕組みと特徴

DVD-RWとは、DVD-Rと同様に、データの書き込み・消去・再書き込みが可能な光ディスクメディアです。一般的に「書き換え可能 DVD」とされています。書き込み可能な層が複数あり、消去・書き込みを行うことによって異なる層にアクセスすることができます。そのため、DVD-Rのように一度書き込むとデータの変更ができないという制限がありません。ただし、DVD-Rと比較すると、書き換え可能な回数は限られています。DVD-RWは、データのバックアップや、頻繁に書き換えが必要な用途に適しています。
ハードウェアに関する用語

デュアルコアプロセッサー徹底解説!

デュアルコアプロセッサーとは? デュアルコアプロセッサーとは、2つの独立した処理コアを単一のチップ上に搭載したコンピュータプロセッサのことです。各コアは、独自のプロセッサレジスタ、キャッシュ、および実行ユニットを備え、複数のタスクを同時に処理できます。このアーキテクチャにより、シングルコアプロセッサよりも大幅に高い処理能力を実現できます。
ハードウェアに関する用語

DDR2とは?その特徴とDDR3との違い

DDR2とは、コンピュータのメモリ規格の一つで、2003年にリリースされました。DDRとはDouble Data Rate(ダブルデータレート)の略で、データ転送速度がDDRの2倍であることを表します。DDR2はDDRの改良版であり、データ転送速度が高速化され、消費電力が低減されています。DDR2モジュールは、240ピンのDIMM(Dual In-line Memory Module)で、1.8ボルトで動作します。
ネットワークに関する用語

ドメイン名とはどんなもの?ブログ開設にも必須!

「ドメイン名」とは、インターネット上の住所のようなものです。ウェブサイトにアクセスするには、「www.example.com」 などのドメイン名を入力します。このドメイン名は、個人のウェブサイト、ビジネス用のウェブサイト、またはオンラインショップなどのオンライン上の場所を特定するために使用されます。 ドメイン名は通常、2つの部分で構成されます。「example」 は「ドメイン名」、「.com」 は「トップレベルドメイン(TLD)」です。TLDには、「.com」(商業用)、「.org」(組織用)、「.net」(ネットワーク用)など、さまざまな種類があります。
ハードウェアに関する用語

DDR3 SDRAMとは?仕組みや特徴を解説

-DDR3 SDRAMの概要- DDR3 SDRAM(ダブルデータレート3シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)は、パソコンのメインメモリとして広く使用されているメモリ規格です。前身のDDR2 SDRAMを改善し、より高速なデータ転送速度と効率的な電力消費を実現しています。DDR3 SDRAMは、デュアルチャネルアーキテクチャを採用しており、2つのメモリモジュールを並列に動作させてデータ転送速度を向上させています。また、データバスの周波数を低くすることで電力消費を削減し、熱発生を抑えています。
インフラに関する用語

IT用語『DTB』を分かりやすく解説

DTB(Direct to Black)とは、印刷において、印刷物を紙などの基材に直接プリントする手法のことです。従来のオフセット印刷では、まず印刷版にインクを転写し、その版から紙にインクを転写していましたが、DTBではこの中間工程を省き、印刷機から直接基材にインクをプリントします。
ハードウェアに関する用語

ダイナミックディスクの基礎知識とメリット

ダイナミックディスクとは? ダイナミックディスクとは、Windowsが管理する特殊なディスク構成のことで、複数の物理ハードドライブまたはパーティションを1つの仮想ディスクに結合します。この仮想ディスクは、実際の物理ストレージデバイスには依存しません。ダイナミックディスクを使用すると、データの柔軟性と拡張性が向上し、メンテナンスが容易になります。