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システム開発に関する用語

IT用語『実装』について簡潔に解説

-実装とは?- 実装とは、ソフトウェア開発において、要件を満たすためにソフトウェアを設計および構築するプロセスを指します。設計フェーズでは、システムの要件が決定され、アーキテクチャが定義されます。実装フェーズでは、設計されたシステムを実際のコードに変換します。これには、コードの記述、テスト、デバッグ、統合が含まれます。実装の完了により、要件を満たす機能的なソフトウェアが作成されます。
プログラムに関する用語

自己解凍ファイルとは? その仕組みやメリット

自己解凍ファイルの仕組み 自己解凍ファイルは、アーカイブ内に解凍プログラムが含まれており、ダブルクリックするだけで解凍できるアーカイブファイルです。 このプログラムは、アーカイブ内の圧縮ファイルを展開する際に使用されます。自己解凍ファイルでは、外部の解凍ツールを必要とせず、アーカイブそれ自体が解凍プロセスを実行します。このため、自己解凍ファイルは、解凍プログラムがインストールされていないコンピュータでも簡単にアクセスできます。自己解凍ファイルは、圧縮されたデータの配布や共有に広く使用されています。
ハードウェアに関する用語

パソコンの周辺装置とは?種類と役割を解説

周辺装置とは、コンピュータ本体(CPUやメモリなど)以外の、コンピュータシステムを構成する機器のことです。コンピュータの機能を拡張し、入出力操作やデータの保存などに役立ちます。これらは、コンピュータ本体と接続して使用され、コンピュータの能力や使い勝手の向上を支援します。
プログラムに関する用語

IT用語『試用版』の意味と違い

「試用版」とは、製品のすべての機能を一定期間無料で利用できるソフトウェアのことです。通常、この期間は30〜90日間で、ソフトウェアの全機能をテストして、購入前にその価値を評価する機会を提供します。試用版は、通常、製品の完全版と同じインターフェースと機能を提供しますが、一部の機能やデータの保存に制限がある場合があります。
ハードウェアに関する用語

IT用語『仕様』を徹底解説

「IT用語『仕様』を徹底解説」に続いて、「仕様とは何か?」が記載されています。仕様とは、ソフトウェアやシステムを開発する際に、その機能、動作、要件を明確に定義する文書のことです。ユーザーのニーズや業務上の要件を基に作成され、開発チームの間で共有される重要なドキュメントです。仕様書は、開発の初期段階から作成され、プロジェクトの進捗に合わせて随時更新されます。適切な仕様書があれば、開発チームは一貫した認識を持ってプロジェクトを進めることができ、ユーザーの期待に応える製品やサービスを提供することができます。
ネットワークに関する用語

時分割多重接続(TDMA)とは?仕組みとメリット

時分割多重接続(TDMA)とは、限られた帯域幅を複数のユーザー間で分配するために使用される多重アクセス方式です。この方式では、各ユーザーに帯域幅の特定の時間スロットが割り当てられ、その時間スロット内でのみ送信が許可されます。TDMAにより、複数のユーザーが同時に同じ周波数を使用して通信できるようになります。
プログラムに関する用語

周期冗長検査(CRC)とは?理解を深めよう

周期冗長検査(CRC)は、データ通信においてデータの完全性を確保するために広く使用されているデータ検証技術です。CRCは、送信されるデータブロックに冗長データを付加することで機能します。この付加データは、受信側がデータの完全性を検証するために使用されます。
プログラムに関する用語

常駐プログラムとは?役割や特徴を解説

常駐プログラムとは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)が起動した時点からメモリーにロードされ、常時バックグラウンドで動作するプログラムのことです。PCを起動すると、OSが起動し、同時に常駐プログラムも読み込まれます。そのため、ユーザーが意識しなくても常に動作・機能し続けています。
プログラムに関する用語

伸張ソフトとは?

伸張ソフトとは、ある領域(サブドメイン)で定義された局所的な座標系を、別の領域(親ドメイン)に拡張し、より大きな座標系を形成するソフトウェアのことを指します。このプロセスは、伸張と呼ばれ、サブドメインの形状や特性を維持しながら、親ドメインに組み込みます。伸張ソフトは、コンピューターグラフィックス、シミュレーション、数値解析などの分野で使用され、有限要素法や境界要素法などの数値解法を効率的に行うことができます。
プログラムに関する用語

ランタイムエラーとは?徹底解説

ランタイムエラーとは、プログラムの実行中に発生するエラーのことです。プログラムのコンパイル時には検出されず、実行時に初めて発生します。原因としては、メモリへの不正アクセス、型の不一致、インデックス範囲外の参照などが挙げられます。ランタイムエラーは、プログラムのクラッシュや予期せぬ動作を引き起こす可能性があります。
システム開発に関する用語

照会言語とは?データベースアクセスのための仕組みを解説

照会言語の概要 照会言語は、データベースに格納されたデータにアクセスし、操作するための特定の言語です。データベース管理システム(DBMS)と呼ばれるソフトウェアによって解釈され、データベース内のデータの抽出、更新、挿入、削除などの操作を可能にします。照会言語を使用すると、開発者はデータベースに対する複雑な操作を、従来のプログラミング言語を使用するよりも簡潔かつ効率的に記述できます。この言語は、データの検索、レポート、集計、分析など、データベースのさまざまなタスクに使用されます。
ハードウェアに関する用語

シンクロナスDRAM(SDRAM)とは?

SDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)とは、コンピューターのメインメモリに使用する揮発性メモリのタイプです。SDRAMは、データを格納するメモリセルをクロック信号と同期して動作させます。この同期により、高速かつより正確なデータアクセスが可能となり、全体的なシステムパフォーマンスが向上します。SDRAMは、デスクトップコンピューター、ノートパソコン、サーバーなど、さまざまな電子機器で使用されています。
ネットワークに関する用語

周波数分割多元接続(FDMA)の基礎知識

周波数分割多元接続(FDMA)とは、複数の通信チャネルを同時に送受信するための無線通信技術です。周波数帯域を複数の小さなサブチャネルに分割し、各サブチャネルを個々のユーザまたはデバイスに割り当てます。異なるサブチャネルは異なる周波数範囲を使用するため、複数の通信が同時に進行しても干渉し合うことはありません。
システム開発に関する用語

IT用語『仕様書』を徹底解説!

-仕様書とは?その役割と重要性- IT用語の「仕様書」とは、システムやソフトウェアの要件や機能を明確に定義した文書のことです。プロジェクトの開始段階で作成され、関係者全員によって共有されます。仕様書は、システムの設計や開発、テストに不可欠な役割を果たします。 仕様書は、システムの境界、機能、制約を明確にすることで、開発チームとクライアント間の誤解や間違いを防ぎます。また、プロジェクトの計画とスケジュールを立て、品質を確保し、メンテナンスや拡張を容易にするために使用されます。さらに、法的な要件や規制の遵守に関する証拠を提供することができます。
ハードウェアに関する用語

IT用語「磁気テープ」とは?用途と種類を解説

磁気テープとは、磁気情報を記録・再生するためのテープ状の記憶媒体です。磁性体でコーティングされた薄くて柔軟なテープで、データは磁化されたパターンとして記録されます。磁気テープは、1950 年代に登場して以来、大量のデータを低コストで保存するために広く使用されてきました。
ハードウェアに関する用語

紫外線消去型EPROM(UV-EPROM)とは?

EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)とは、紫外線消去型のEPROM(UV-EPROM)と同様に、ユーザーがプログラム可能な不揮発性メモリの一種です。EPROMは、電気的には消去することはできませんが、紫外線照射によって消去することができます。これは、透明なパッケージに封入されており、紫外線ランプを使用して内容を消去します。EPROMは、繰り返しプログラムと消去を行うことができ、不揮発性(電源を切っても内容が保持される)という利点があります。
ハードウェアに関する用語

出力画素数とは?記録画素数との違い

出力画素数とは、カメラによって生成される最終的な画像の解像度を表す数値です。この数値は、画像の幅と高さのピクセル数を掛け合わせて求められます。例えば、1920×1080の解像度の画像は、1920個の横方向のピクセルと1080個の縦方向のピクセルから構成されており、出力画素数は2,073,600になります。出力画素数は、画像のシャープネスとディテールを決定します。出力画素数が高いほど、画像がより詳細で鮮明になります。
インフラに関する用語

システムダウンとは何か?原因と対策

-システムダウンとは?- システムダウンとは、コンピュータシステムが機能しなくなる状態のことを指します。システムダウンが起きると、コンピュータやソフトウェアの操作ができなくなり、データのアクセスや処理が不可能になります。この状態が続くと、ビジネスや組織の運営に大きな支障をきたす可能性があります。
プログラムに関する用語

IT用語「事実上の標準」とは?

事実上の標準とは、特定の技術や製品が、正式な標準化プロセスを経ずに広く採用され、その業界でデファクト(事実上の)標準となっている状態を指します。これは、優れた製品や技術が自然発生的に市場で受け入れられた結果、競合他社が対応または互換性を保つために追従する傾向があるためです。事実上の標準は、業界の慣行やユーザーの期待を形作り、技術開発や製品の互換性を促進します。
プログラムに関する用語

自己解凍形式をわかりやすく解説!

-自己解凍形式とは何か- 自己解凍形式とは、自己解凍機能を備えたファイル形式です。この機能により、ファイルをダブルクリックするだけで自動的に解凍され、すぐにアクセスできます。そのため、別途解凍ソフトウェアをインストールする必要がなく、操作も簡単です。 自己解凍形式のファイルは、通常、.exeや.zipなどの拡張子で識別されます。これらのファイルには、解凍に必要な情報が埋め込まれており、ユーザーが何もしなくても自動的に解凍されます。自己解凍形式を使用することで、ファイルの保存スペースを節約でき、解凍にかかる時間を短縮できます。
プログラムに関する用語

ソフトウェアの使用許諾契約書とは?わかりやすく解説

ソフトウェアを使用する際には、使用許諾契約書(エンドユーザー使用許諾契約書)と呼ばれる法的文書に同意することが一般的です。この契約書は、ソフトウェアの所有者(通常は開発会社)とソフトウェアを使用するユーザーの間の合意を定めています。使用許諾契約書は、ソフトウェアの使用に関する権利と制限を規定し、双方の法的義務を明確にします。
ネットワークに関する用語

IT用語「終端抵抗」の仕組みと役割を解説

終端抵抗とは、電子回路における重要なコンポーネントです。信号の末端部で、反射やノイズの発生を防ぐ役割を担っています。電気信号は、特定の方向に流れるため、伝送路の終端で行き止まりになると、信号が反射してしまいます。この反射は、機器や回路に悪影響を及ぼす可能性があります。 終端抵抗は、この反射を防ぐために使用されます。信号の末端に接続されると、抵抗が信号を吸収し、反射を低減します。これにより、信号が安定して伝送され、回路の誤動作やノイズの発生を防ぐことができます。
プログラムに関する用語

シフトJISコードとは?

-シフトJISコードの概要- シフトJISコードは、日本語の文字をコンピュータで処理するために開発された文字コードです。1978年に電信電話公社(現 NTT)が制定し、日本の標準的な文字コードとして広く使用されています。 シフトJISコードは、1バイトで英数字や特殊記号、2バイトで日本語の文字を表す2バイト文字コードです。そのため、日本語の文字を扱える「全角文字」と、英数字を扱える「半角文字」の両方を表現できます。 シフトJISコードでは、日本語文字はJIS X 0208で定められた漢字コードに基づいて符号化されています。また、アルファベットや数字など英字系の文字はASCIIコードが用いられています。
ハードウェアに関する用語

受光素子とは?仕組みと種類を解説

受光素子は、光エネルギーを電気信号に変換する電子素子です。その仕組みは、光子が受光素子の半導体材料に当たると、電子が励起されて価電子帯から伝導帯へ移動することによって生じる電流の発生に基づいています。この電流を検出することで、入射光の強さや波長などの情報を電気信号として得ることができます。