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プログラムに関する用語

ソフトウェアの使用許諾契約書とは?わかりやすく解説

ソフトウェアを使用する際には、使用許諾契約書(エンドユーザー使用許諾契約書)と呼ばれる法的文書に同意することが一般的です。この契約書は、ソフトウェアの所有者(通常は開発会社)とソフトウェアを使用するユーザーの間の合意を定めています。使用許諾契約書は、ソフトウェアの使用に関する権利と制限を規定し、双方の法的義務を明確にします。
インフラに関する用語

IT用語『冗長』とは?重要性と種類を徹底解説

-冗長の意味と重要性- 冗長とは、あるタスクを完了するために必要な以上の情報を提供することを指します。IT分野では、冗長性は、システムの可用性と信頼性を高める上で重要な役割を果たします。 冗長的なシステムは、単一障害点に対する耐性を持ちます。単一障害点とは、システム全体に影響を与える可能性のある単一のコンポーネントやプロセスです。冗長性を確保することで、単一障害点の故障が発生しても、システムは機能し続けることができます。これにより、データ損失、サービス停止、財務的損失などのリスクが軽減されます。 また、冗長性はパフォーマンスの向上にも役立ちます。冗長的なシステムは、負荷のバランスを取ることができます。つまり、複数のコンポーネントやプロセスがタスクを共有し、全体のシステムのパフォーマンスが向上します。これにより、応答時間の短縮、スループットの向上、ユーザー満足度の向上につながります。
ハードウェアに関する用語

紫外線消去型EPROM(UV-EPROM)とは?

EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)とは、紫外線消去型のEPROM(UV-EPROM)と同様に、ユーザーがプログラム可能な不揮発性メモリの一種です。EPROMは、電気的には消去することはできませんが、紫外線照射によって消去することができます。これは、透明なパッケージに封入されており、紫外線ランプを使用して内容を消去します。EPROMは、繰り返しプログラムと消去を行うことができ、不揮発性(電源を切っても内容が保持される)という利点があります。
プログラムに関する用語

実行ファイルとは?コンピューターの基本知識

実行ファイルとは、プログラムをコンピュータで実行するためのファイルのことです。プログラムとは、コンピュータに特定の処理を行わせるための命令の集合です。実行ファイルは、コンパイラやインタプリタなどのツールを使用して、ソースコードと呼ばれる人間の読めるコードから作成されます。 実行ファイルの特徴は、機械語と呼ばれるコンピュータが直接理解できる形式で保存されていることです。これは、プログラムを効率的に実行するために必要です。実行文件は通常、拡張子が「.exe」(Windows)や「.elf」(Linux)などの特定の拡張子を持っています。
プログラムに関する用語

自己解凍アーカイブとは?仕組みと特徴を紹介

自己解凍アーカイブとは、圧縮されたアーカイブファイルが、展開(解凍)を行うためのアプリケーションを内部に含んでいる特殊なアーカイブ形式のことです。自己解凍アーカイブを作成すると、展開先のコンピュータに展開アプリケーションがなくても、単独で解凍を実行できます。これにより、展開アプリケーションを個別に用意する必要がなく、ファイルの配布や受け取りがより手軽かつ効率的になります。
プログラムに関する用語

常駐プログラムとは?役割や特徴を解説

常駐プログラムとは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)が起動した時点からメモリーにロードされ、常時バックグラウンドで動作するプログラムのことです。PCを起動すると、OSが起動し、同時に常駐プログラムも読み込まれます。そのため、ユーザーが意識しなくても常に動作・機能し続けています。
ハードウェアに関する用語

出力画素数とは?記録画素数との違い

出力画素数とは、カメラによって生成される最終的な画像の解像度を表す数値です。この数値は、画像の幅と高さのピクセル数を掛け合わせて求められます。例えば、1920×1080の解像度の画像は、1920個の横方向のピクセルと1080個の縦方向のピクセルから構成されており、出力画素数は2,073,600になります。出力画素数は、画像のシャープネスとディテールを決定します。出力画素数が高いほど、画像がより詳細で鮮明になります。
プログラムに関する用語

昇順:コンピューターでデータを小さい順に並べること

昇順とは、コンピューターにおけるデータの並べ替えの方式の一つです。昇順では、データを数値やアルファベットの順に小さい順に並べます。たとえば、[1, 2, 3, 4, 5]というデータがあれば、昇順に並べると[1, 2, 3, 4, 5]となります。また、[a, b, c, d, e]というデータであれば、昇順に並べると[a, b, c, d, e]となります。昇順は、データを検索したり、ソートしたりする際に広く使用されています。
インフラに関する用語

IT用語「出張修理」とは?

出張修理とは、専門の技術者が顧客の元に直接出向き、機器やシステムの修理を行うサービスのことです。これは、顧客が修理品を店舗やサービスセンターに持ち込む必要がなく、現場で迅速に問題を解決できるという利点があります。出張修理は、故障した機器やシステムの迅速な復旧が必要な場合や、大型機器などの持ち運びが困難な場合に特に有効です。出張修理を依頼することで、顧客は時間の節約や、業務の遅延を最小限に抑えることができます。
ハードウェアに関する用語

磁気テープ装置とは?仕組みと種類を解説

磁気テープ装置は、磁化された金属酸化物でコーティングされた薄く柔軟なテープを使用してデータを磁気的に格納する記憶媒体です。このテープは磁気ヘッドと呼ばれる回転するヘッドによって記録され、読み取られます。 磁気ヘッドはテープ表面をスキャンし、テープに磁気の印を付けてデータを書き込みます。これらの磁気印は、デジタル信号の0と1に対応しています。読み取り時には、磁気ヘッドがテープ表面の磁気印を検出して、元のデジタル信号に戻します。
ハードウェアに関する用語

主メモリとは?その仕組みと役割

主メモリの役割は、コンピューターの処理に必要なデータを一時的に保存することです。これは、使用中のプログラムやデータの格納に使用され、高速なアクセスを提供します。主メモリにはランダムアクセスメモリ(RAM)が使用され、これがコンピューターの頭脳であり、短時間に大量のデータを処理できます。主メモリにデータを保存すると、プロセッサが迅速にアクセスして処理できます。ただし、主メモリは揮発性であり、電源がオフになると格納されたデータは失われます。
ハードウェアに関する用語

RISCとは?「縮小命令セットコンピューター」の徹底解説

RISCとは「Reduced Instruction Set Computer」の略で、直訳すると「縮小命令セットコンピューター」となります。一般的なコンピューターは、複雑で数が多くの命令を処理しますが、RISCではその命令セットを簡素化して、限られた数の単純な命令で構成しています。この簡素化された命令セットは、高速で効率的な処理を実現するため、半導体製造技術の進歩に伴い、1980年代以降に徐々に普及しました。
プログラムに関する用語

周期冗長検査(CRC)とは?理解を深めよう

周期冗長検査(CRC)は、データ通信においてデータの完全性を確保するために広く使用されているデータ検証技術です。CRCは、送信されるデータブロックに冗長データを付加することで機能します。この付加データは、受信側がデータの完全性を検証するために使用されます。
インフラに関する用語

住基ネットとは?

住基ネットとは、住民基本台帳(住民票)の情報を、全国の市町村が共有するコンピューターネットワークのことです。住基ネットは、住民の住所や氏名、生年月日などの基本的な情報を管理しており、行政手続きの効率化や行政サービスの向上を目的として整備されました。また、災害時の安否確認や行方不明者の捜索にも活用できます。
ネットワークに関する用語

時分割多重接続(TDMA)とは?仕組みとメリット

時分割多重接続(TDMA)とは、限られた帯域幅を複数のユーザー間で分配するために使用される多重アクセス方式です。この方式では、各ユーザーに帯域幅の特定の時間スロットが割り当てられ、その時間スロット内でのみ送信が許可されます。TDMAにより、複数のユーザーが同時に同じ周波数を使用して通信できるようになります。
ハードウェアに関する用語

消磁ってなに?ブラウン管ディスプレイの画面むら解消

ブラウン管ディスプレイとは、内部に電子銃を備えた真空管を主な構成要素とする表示装置です。電子銃から電子が放出され、蛍光体コーティングされた画面に衝突することで輝きます。しかし、 ブラウン管ディスプレイでは、電子銃と画面間の距離が不均一だったり、周囲の磁場に影響を受けたりすると、画面にムラや歪みが生じることがあります。 消磁とは、ブラウン管ディスプレイに発生した磁気の影響を取り除くプロセスです。消磁を行うと、画面上のムラや歪みが解消され、鮮明な表示が得られます。消磁は、専用の消磁コイルと呼ばれる機器を使用するか、ディスプレイに内蔵された消磁機能を利用して行うことができます。消磁により、ブラウン管ディスプレイの画面ムラが解消され、本来の鮮明な表示が回復します。
インフラに関する用語

IT用語『情報処理技術者試験』を徹底解説

「情報処理技術者試験」とは、情報処理分野における技術者の能力と知識を認定する国家試験です。この試験は、経済産業省が認定する情報処理推進機構(IPA)によって実施されています。IT業界で活躍する人材の育成と、情報処理技術のレベル向上を目的としており、合格者には「情報処理技術者」の称号が付与されます。 情報処理技術者試験は、初級システムアドミニストレータ、応用情報技術者、データベーススペシャリスト、ネットワークスペシャリストなど、幅広い分野を対象としています。受験者は、自己のスキルやキャリアに応じて、受験する分野を選択できます。
インフラに関する用語

システムダウンとは何か?原因と対策

-システムダウンとは?- システムダウンとは、コンピュータシステムが機能しなくなる状態のことを指します。システムダウンが起きると、コンピュータやソフトウェアの操作ができなくなり、データのアクセスや処理が不可能になります。この状態が続くと、ビジネスや組織の運営に大きな支障をきたす可能性があります。
ハードウェアに関する用語

磁気テープドライブの仕組みと活用方法

磁気テープドライブの仕組みと活用方法 磁気テープドライブは、デジタルデータを磁気テープに記録して保存するための外部ストレージデバイスです。磁気テープは、幅が1/2インチまたは1/4インチの薄いプラスチック製のテープで、その片面に磁性体がコーティングされています。ドライブは、このテープにデータを読み書きするヘッドを備えています。 ヘッドは、テープを回転するスピンドル上のリールからリールへ送りながら、磁性体にデータを読み書きします。データは、磁性体上の磁気パターンとして記録され、後でドライブが読み取ることでアクセスできます。磁気テープドライブは、大容量のデータの長期保存や、頻繁にアクセスしないデータのバックアップに適しています。
ハードウェアに関する用語

主記憶装置(メインメモリー)とは?

-主記憶装置の役割- 主記憶装置(メインメモリー)は、コンピューターの最も重要なコンポーネントの一つです。その主な役割は、実行中のプログラムと処理中のデータを一時的に保持することです。この一時的なデータ保存により、CPUは迅速かつ効率的にプログラムを実行できます。 主記憶装置は、CPUが直接アクセスできるため、非常に高速です。これにより、CPUは処理に必要な情報を瞬時に取り出すことができます。また、主記憶装置は揮発性メモリであり、コンピューターの電源が切られるとデータが失われます。そのため、永続的なデータの保存には外付けストレージデバイスが必要です。 要約すると、主記憶装置は、実行中のプログラムとデータを一時的に保持し、CPUが高速かつ効率的にそれらにアクセスできるようにすることで、コンピューターシステムの重要な役割を果たしています。
プログラムに関する用語

シフトJISコードとは?

-シフトJISコードの概要- シフトJISコードは、日本語の文字をコンピュータで処理するために開発された文字コードです。1978年に電信電話公社(現 NTT)が制定し、日本の標準的な文字コードとして広く使用されています。 シフトJISコードは、1バイトで英数字や特殊記号、2バイトで日本語の文字を表す2バイト文字コードです。そのため、日本語の文字を扱える「全角文字」と、英数字を扱える「半角文字」の両方を表現できます。 シフトJISコードでは、日本語文字はJIS X 0208で定められた漢字コードに基づいて符号化されています。また、アルファベットや数字など英字系の文字はASCIIコードが用いられています。
ネットワークに関する用語

時分割多元接続(TDMA)とは?仕組みと特徴をわかりやすく解説

時分割多元接続(TDMA)とは、複数の端末が同じ周波数帯域を利用して同時に通信できる仕組みです。TDMAでは、時間軸を多数の小さなタイムスロットに分割し、各端末に一定期間ずつタイムスロットを割り当てて通信を行います。これにより、複数の端末が同時に同じ周波数帯域を使用しても、お互いの信号が干渉することなく通信が可能になります。
システム開発に関する用語

IT用語『仕様書』を徹底解説!

-仕様書とは?その役割と重要性- IT用語の「仕様書」とは、システムやソフトウェアの要件や機能を明確に定義した文書のことです。プロジェクトの開始段階で作成され、関係者全員によって共有されます。仕様書は、システムの設計や開発、テストに不可欠な役割を果たします。 仕様書は、システムの境界、機能、制約を明確にすることで、開発チームとクライアント間の誤解や間違いを防ぎます。また、プロジェクトの計画とスケジュールを立て、品質を確保し、メンテナンスや拡張を容易にするために使用されます。さらに、法的な要件や規制の遵守に関する証拠を提供することができます。
システム開発に関する用語

照会言語とは?データベースアクセスのための仕組みを解説

照会言語の概要 照会言語は、データベースに格納されたデータにアクセスし、操作するための特定の言語です。データベース管理システム(DBMS)と呼ばれるソフトウェアによって解釈され、データベース内のデータの抽出、更新、挿入、削除などの操作を可能にします。照会言語を使用すると、開発者はデータベースに対する複雑な操作を、従来のプログラミング言語を使用するよりも簡潔かつ効率的に記述できます。この言語は、データの検索、レポート、集計、分析など、データベースのさまざまなタスクに使用されます。