プリンター

ハードウェアに関する用語

シリアルプリンターの特徴と種類

シリアルプリンターとは? シリアルプリンターとは、1文字ずつ順次印刷するタイプのプリンターです。ドットマトリクスやデイジーホイールなどの技術を用いて、文字や画像を形成します。シリアルプリンターは、他のタイプのプリンターと比べて安価で、耐久性にも優れています。ただし、印刷速度が遅く、高品質な印刷には適していません。主に、伝票や領収書、ラベルなどの印刷に使用されています。
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dpiとは?プリンターやディスプレイの解像度を理解する

-dpi の意味を理解する- dpi とは「dots per inch(1インチあたりのドット数)」の略で、プリンターやディスプレイにおける解像度を示す単位です。1インチあたりに印刷または表示できるドットの数が dpi で表されます。 dpi 数が高いほど、画像やテキストはより鮮明で滑らかに表示されます。例えば、300 dpi の画像では、1インチあたり 300 個のドットが配置されています。dpi 数が低いほど、画像は粗くぼやけて見えます。
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インクジェットプリンター:高性能印刷の仕組み

インクジェットプリンターの仕組みは、電気信号を基に紙にインクを正確に滴下させることにあります。まず、インクがインクカートリッジに格納され、ピエゾ素子またはサーマルヘッドと呼ばれるアクチュエーターが制御されます。 ピエゾ素子方式では、電圧が加えられるとピエゾ素子が変形し、インクをインクノズルから押し出します。サーマルヘッド方式では、電圧が加えられると加熱され、インクを蒸発させて気泡を発生させ、インクを押し出します。 インクジェットプリンターでは通常、複数のインクカートリッジが使用され、それぞれに異なる色調のインクが含まれています。各インクカートリッジにはノズルプレートがあり、多数の微小な穴(ノズル)を備えています。 ノズルは、ドライバ回路によって個別に制御され、電気信号によって必要なインク滴を正確なタイミングでノズルから噴射します。インク滴は、静電気の作用によって紙に引き寄せられ、定着器によって紙に固定されます。
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ネットワークプリンターとは?特徴やメリットをご紹介

ネットワークプリンターとは、ネットワーク経由で接続して使用できるプリンターのことです。従来のプリンターはUSBケーブルなどでパソコンと直接接続する必要がありましたが、ネットワークプリンターは有線LANや無線LANなどのネットワークに接続することで、複数のパソコンやスマートデバイスから印刷が可能になります。そのため、複数のユーザーが1台のプリンターを共有して利用できるというメリットがあります。また、ネットワークプリンターには、印刷ジョブの管理やプリンターの状態確認などができるWebインターフェイスが用意されていることが多く、リモートでの運用も容易です。
その他

正しく色を表示するために行う『カラーマネジメント』とは

カラーマネジメントは、正確な色再現を確保するために欠かせないプロセスです。モニター、プリンター、その他のデバイスは、微妙に異なる方法で色を表示するためです。カラーマネジメントでは、これらの差を補正し、一貫した色再現を保証します。これにより、デザイナー、写真家、印刷会社の専門家は、あらゆるデバイスやプラットフォームで意図したとおりに正確な色を表示できます。さらに、カラーマネジメントは、色に関する誤解や不信感の排除に役立ち、効果的なコミュニケーションやコラボレーションを促進します。