ネットワーク

ネットワークに関する用語

IPv4とは?その仕組みとIPv6との違い

IPv4(インターネットプロトコルバージョン4)は、インターネット上でデバイスを識別するためのアドレス割り当て方式です。このプロトコルでは、32ビットの数字列を使用して、インターネット上の各デバイスに固有のアドレスが割り当てられます。このアドレスは4つのセクションに分割され、各セクションは0~255の数字で構成されています。セクションは「ドット」で区切られます。 IPv4アドレスの例としては、「192.168.1.1」があります。このアドレスでは、192はネットワークID、168はサブネットID、1はホストIDを表しています。最後のドットの後の数字は、通常はホストのローカルインターフェイスを表します。
ネットワークに関する用語

無線LANとは?わかりやすく解説

-無線LANとは何か- 無線LANとは、無線通信機能を利用したローカルエリアネットワーク(LAN)のことです。有線LANとは異なり、無線LANではネットワークケーブルを使わず、無線電波でデータのやり取りを行います。このため、無線LANに対応する機器であれば、物理的な距離に制限されずにネットワークに接続することができます。また、ネットワークの構成や再設定が容易で、柔軟性が高い点も特徴です。
ネットワークに関する用語

メールアドレスの基礎知識

メールアドレスの仕組みは、次のようなパターンで構成されています。 * ローカルパートユーザー名や識別子で、通常は「@」記号の前にあります。 * @記号ローカルパートとドメイン名を区切る記号です。 * ドメイン名メールサーバーがどこにあるかを示す部分で、通常は「www」以外のものになります。ドメイン名は、通常、ドット「.」で区切られた複数のセクションで構成されます。
ネットワークに関する用語

回線切替機(PBX)とは?その仕組みとメリット

回線切替機(PBX)とは、企業や団体内で電話回線を管理する機器です。複数の外線電話回線と内線電話回線を接続し、電話の着信や発信、転送などを自動的に制御します。これにより、電話の運用効率が向上し、コミュニケーションがスムーズに行えるようになります。 PBXは、企業や団体の規模や電話の利用状況に合わせて、さまざまな機能や規模のものが用意されています。
ネットワークに関する用語

ISP(インターネットサービスプロバイダー)とは?

-ISPの基本的な役割- ISP(インターネットサービスプロバイダー)は、インターネットへの接続を提供する企業です。その主な役割は、ユーザーに以下を提供することです。 * -インターネット接続- ISPは、ユーザーのデバイスをインターネットに接続する手段(DSL、光ファイバー、ケーブルなど)を提供します。 * -IPアドレス- ISPは、ユーザーのデバイスに一意のIPアドレスを割り当てます。これにより、デバイスはインターネット上で識別され、通信できます。 * -DNSサービス- ISPは、DNS(ドメインネームシステム)サービスを提供します。これにより、ユーザーはウェブサイトのアドレス(ドメイン名)を入力することで、実際のIPアドレスに解決できます。 * -電子メールサービス- 多くのISPは、電子メールアカウントやメールサービスも提供しています。 * -セキュリティサービス- 一部のISPでは、ファイアウォールやアンチウィルスソフトウェアなどのセキュリティサービスも提供しています。
ネットワークに関する用語

イントラネットとは?企業内ネットワークの基本

イントラネットは、企業や組織内におけるプライベートなコンピュータネットワークです。インターネットとは異なり、外部からのアクセスが制限されています。そのため、社内情報やリソースに安全かつ効率的にアクセスできます。従業員は、会社に関するニュースや発表、社内ディレクトリ、コラボレーションツールなど、業務に必要な情報を簡単に見つけることができます。
ネットワークに関する用語

プリントサーバー(別称:printer server)とは?

プリントサーバーとは、コンピュータネットワーク上でプリンターへのアクセスと制御を可能にするソフトウェアまたはハードウェアデバイスです。クライアントコンピュータはプリントサーバーを介してプリンターにアクセスし、ドキュメントの印刷依頼を行います。プリントサーバーは、複数のコンピュータからプリンターを共有し、印刷ジョブのキューイング、優先順位付け、管理を行うことで、印刷作業の効率を向上させます。
インフラに関する用語

電灯線データ通信とは?

電灯線データ通信とは、電力線の配線をデータ伝送に利用する技術です。電力線にはもともと電気信号が流れていますが、電灯線データ通信では、この電力線の周波数変調を利用して高速データ通信を行います。 電灯線データ通信の仕組みとしては、電力線に特別に加工したモデムを接続し、デジタル信号を電力線の周波数に乗せて伝送します。受信側では、モデムが電力線から送られてくる周波数変調信号を復調し、デジタル信号に変換してデータを取り出します。 この仕組みによって、既存の電力線インフラを活用してデータ伝送が可能となり、追加の配線を必要としないことが大きな特徴です。そのため、家庭やオフィスなど、すでに電力線が敷設されている環境で手軽に通信環境を構築することができます。
ネットワークに関する用語

専用線とは?特徴とメリットを分かりやすく解説

-専用線の定義と特徴- 専用線とは、特定の二点間を結ぶ専用回線のことです。主に企業や団体が自社の拠点やデータセンターを接続するために利用されています。通常のインターネット回線と異なり、他のユーザーと帯域幅を共有しないため、安定した高速通信が実現できます。 また、専用線には以下のような特徴があります。 * -高いセキュリティ- 専用線は特定の二点間を結ぶため、盗聴や不正アクセスなどのセキュリティリスクが軽減されます。 * -帯域幅の保証- 専用線では、契約した帯域幅が常に確保されるため、安定したパフォーマンスが期待できます。 * -優先制御- 専用線は、他のトラフィックよりも高い優先度で処理されるため、重要なビジネスアプリケーションが優先的に通信できます。 * -柔軟なカスタマイズ- 専用線は、企業や団体ごとに必要な帯域幅や接続距離に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
ネットワークに関する用語

オフラインって何?コンピューターの基礎知識

オフラインって何?コンピューターの基礎知識 オフラインの意味 オフラインとは、コンピューターやデバイスがインターネットやネットワークに接続されていない状態のことです。オフラインでは、オンラインで利用できる機能やリソースにアクセスできません。通常、オフラインの状態になるのは、インターネット接続が切断されたか、デバイスのネットワーク設定が無効になっている場合です。オフラインでは、ローカルストレージに保存されたデータやアプリケーションのみを使用できます。
セキュリティに関する用語

IPsecとは?TCP/IP通信における安全な通信を解説

IPsec(IPセキュリティ)とは、TCP/IP通信において安全なやり取りを実現するために開発された一連のセキュリティプロトコルです。このプロトコルは、ネットワークを介して送受信されるデータの機密性、整合性、認証を確保します。IPsecは、ネットワーク層(レイヤー3)で動作し、パケットごとに暗号化と認証を提供します。これにより、悪意のあるユーザーや攻撃者によるデータの中間傍受や改ざんを防ぐことができます。
ネットワークに関する用語

ホットスポットとは?「hotspot service」の意味を解説

-ホットスポットとは- ホットスポットとは、公衆無線LANアクセスポイントが設けられた場所を指します。公衆無線LANと呼ばれる無料または有料の無線インターネット接続が提供されており、ノートパソコンやスマートフォンなど、対応するデバイスで利用できます。ホットスポットは、カフェ、空港、ホテル、公共図書館など、人々が集まる場所に設置されています。
インフラに関する用語

オンデマンドとは?その仕組みやメリット

「オンデマンドとは」、これは需要に合わせて商品やサービスを提供する方式を指します。従来の手法では、大量生産された製品が在庫に保管され、顧客が購入するのを待つというものでしたが、オンデマンドでは注文を受けてから製品を作成またはサービスを提供するのです。この方式は、顧客が望むものを正確に提供でき、在庫の過剰や廃棄を削減できるため、効率性と柔軟性を高めることができます。
ネットワークに関する用語

IT用語『NW』の基礎知識を徹底解説!

IT用語「NW」とは、ネットワーク(Network)の略称です。ネットワークとは、複数のコンピュータやデバイスを接続し、データや情報を共有する環境を指します。ネットワークにはさまざまな形態があり、有線ネットワークや無線ネットワーク、ローカルネットワークや広域ネットワークなどがあります。ネットワークを構築することで、ユーザーはファイルの共有やプリンターなどの周辺機器の利用、インターネットへのアクセスなどが可能になります。
ネットワークに関する用語

ネット市民「ネチズン」とは?

ネチズンの定義 「ネチズン」という用語は、インターネット市民を指し、オンラインコミュニティに積極的に関わる個人を指します。彼らは、オンラインフォーラムやソーシャルメディアプラットフォームを通じて情報を共有し、議論に参加し、ニュースや出来事について意見を表明します。ネチズンは単なるインターネットユーザーではなく、オンライン世界において重要な役割を果たし、社会問題や政治的運動における積極的な参加者となっているのです。
ネットワークに関する用語

IT用語「ping」とは?基本から応用まで徹底解説

「ping」とは、コンピュータネットワークにおいて、特定のホストまたはネットワーク機器がネットワーク上に存在し、応答可能であるかどうかをテストするためのコマンドまたはユーティリティです。ネットワーク管理者やシステム管理者は、ホスト間の接続性やネットワークの可用性を確認するために「ping」を使用します。「ping」コマンドは、データパケットを宛先ホストに送信し、応答を待機します。接続性が良好で応答があれば、「ping」は「パケット受信応答」などのメッセージを返します。
ネットワークに関する用語

基礎からわかる「IP」

-# IPの定義と役割 インターネットプロトコル(IP)は、インターネットの心臓部とも言える基本的なプロトコルです。IPアドレスと呼ばれる一意の数字の組み合わせで、ネットワーク上のデバイスを識別します。このアドレスにより、データは送信元から宛先に、正しいパスを通ってルーティングすることができます。 IPは、データの送信と受信を可能にする複数の層からなる階層モデルの一部です。物理層がデータの送信に使用するケーブルやネットワークインターフェイスなど、ハードウェアの物理的な側面を処理するのに対し、IPはネットワーク層として、データをパケットと呼ばれる小さなチャンクに分割し、送信先アドレスと宛先アドレスを各パケットに付加して、インターネット上でルーティングを可能にします。
ハードウェアに関する用語

ネットワークプリンターとは?特徴やメリットをご紹介

ネットワークプリンターとは、ネットワーク経由で接続して使用できるプリンターのことです。従来のプリンターはUSBケーブルなどでパソコンと直接接続する必要がありましたが、ネットワークプリンターは有線LANや無線LANなどのネットワークに接続することで、複数のパソコンやスマートデバイスから印刷が可能になります。そのため、複数のユーザーが1台のプリンターを共有して利用できるというメリットがあります。また、ネットワークプリンターには、印刷ジョブの管理やプリンターの状態確認などができるWebインターフェイスが用意されていることが多く、リモートでの運用も容易です。
ネットワークに関する用語

EDIとは?企業間における電子データ交換について

-EDIの仕組み- EDI(電子データ交換)は、企業間で標準化された電子フォーマットを使用してデータをやり取りする仕組みです。手動によるデータ入力やファックス送信などの従来の方法によるデータのやり取りに取って代わります。EDIでは、取引文書(注文書、請求書、納品書など)がコンピュータで生成され、相手方のコンピュータに直接送信されます。 EDIシステムは、次のコンポーネントで構成されています。 * -翻訳ソフトウェア-取引文書をEDIフォーマットに変換します。 * -VAN(付加価値ネットワーク)-データの安全かつ信頼できる伝送を可能にするネットワークプロバイダーです。 * -受信者ソフトウェア-受信したEDIデータを自社のシステムの形式に変換します。 EDIプロセスでは、次の手順が行われます。 1. 送信側は取引文書をEDIフォーマットに変換します。 2. 翻訳ソフトウェアを使用して、データをVANに送信します。 3. VANは、データを安全に受信者に転送します。 4. 受信側の受信者ソフトウェアを使用して、データを自社のシステムの形式に変換します。
ネットワークに関する用語

ドメイン名って何?仕組みと選び方

ドメイン名の仕組みは、ウェブサイトのアドレスを構成する重要な仕組みです。ドメイン名は、コンピュータがインターネット上の特定のウェブサイトを見つけ出すために使用されるユニークな識別子です。ドメイン名の仕組みは、階層的な構造に基づいています。最上位レベルドメイン(TLD)は、ドメイン名の最後の部分(.com、.org、.co.jpなど)です。TLDは、企業、組織、地域を表します。セカンドレベルドメイン(SLD)は、TLDの前にあり、ウェブサイトの名前(example.comなど)を表します。これらのレベルが組み合わさって、ユニークなドメイン名が形成されます。ドメイン名は、ウェブサイトのホストコンピュータのIPアドレスにマップされ、ユーザーがウェブサイトにアクセスできるようにします。
ネットワークに関する用語

ワイアスピードとは?仕組みやメリットを解説

ワイアスピードとは、ネットワークデバイスがデータを受信してから送信するまでの処理速度を指します。具体的には、デバイスが受信したデータを処理し、変換せずに、ラインレートで送信する速度のことです。ラインレートとは、ネットワークインターフェイスカードまたはスイッチングファブリックの最大データ転送速度を指します。
ネットワークに関する用語

インターネットとは?仕組みや歴史

インターネットの仕組みは、膨大なコンピュータネットワークの集合体です。これらのコンピュータはすべて、インターネットプロトコル(IP)と呼ばれる共通の言語を使用して相互に通信します。IPは、各コンピュータに一意のIPアドレスを割り当てます。これにより、コンピュータ同士が互いに識別し、データを送受信することができます。 インターネットは、階層的な構造を持っています。最高レベルには、ネットワークへのアクセスを提供するインターネットサービスプロバイダ(ISP)があります。ISPの下には、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)などのより小さなネットワークがあります。これらは、ルーターやスイッチなどのデバイスを使用して接続されています。 インターネットの基本的な仕組みは次のとおりです。コンピュータAがコンピュータBにデータを送信すると、データはパケットと呼ばれる小さな塊に分割されます。各パケットには送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、データが含まれています。パケットは、ルーターやスイッチを経由して、宛先コンピュータに送信されます。宛先コンピュータは、パケットを受信し、元のデータに再組み立てします。
ネットワークに関する用語

IT用語「接続料」とは?

接続料とは、インターネットや電話などの通信サービスを利用するために必要な基本的な料金のことです。通常、月額または年間で請求され、通信キャリアや回線速度によって異なります。接続料には、加入料や月額使用料が含まれます。さらに、特定のサービスや機能の利用に追加料金が発生する場合もあります。
その他

バーチャル空間の分身「アバター」とは

アバターの語源と意味「アバター」という言葉は、ヒンドゥー教の「神の降臨」を表すサンスクリット語「アヴァターラ」に由来しています。ヒンドゥー教では、アバターとは神が地上に具現化した形で現れた存在を指します。 インターネットの分野では、アバターはユーザーがオンラインのバーチャル空間で使用するデジタル上の分身です。ユーザーは、自分のアバターに名前、外見、服装などをカスタマイズして、現実世界では表現できない自分像を表現したり、仮想空間での交流を楽しむことができます。