ネットワーク

ネットワークに関する用語

EDIとは?企業間における電子データ交換について

-EDIの仕組み- EDI(電子データ交換)は、企業間で標準化された電子フォーマットを使用してデータをやり取りする仕組みです。手動によるデータ入力やファックス送信などの従来の方法によるデータのやり取りに取って代わります。EDIでは、取引文書(注文書、請求書、納品書など)がコンピュータで生成され、相手方のコンピュータに直接送信されます。 EDIシステムは、次のコンポーネントで構成されています。 * -翻訳ソフトウェア-取引文書をEDIフォーマットに変換します。 * -VAN(付加価値ネットワーク)-データの安全かつ信頼できる伝送を可能にするネットワークプロバイダーです。 * -受信者ソフトウェア-受信したEDIデータを自社のシステムの形式に変換します。 EDIプロセスでは、次の手順が行われます。 1. 送信側は取引文書をEDIフォーマットに変換します。 2. 翻訳ソフトウェアを使用して、データをVANに送信します。 3. VANは、データを安全に受信者に転送します。 4. 受信側の受信者ソフトウェアを使用して、データを自社のシステムの形式に変換します。
ネットワークに関する用語

インターネットプロトコル(IP)とは?仕組みや種類をわかりやすく解説

インターネットプロトコル(IP)とは、ネットワーク上のコンピュータやデバイスが、データをやりとりするために使用する一連の規則の集まりです。それらは、データの送り方を定義し、宛先を指定し、エラーを検出し、データを再送する役目を担います。IPは、インターネットの基礎となる通信プロトコルであり、すべてのインターネット接続されたデバイスは、IPアドレスと呼ばれる固有の識別子を持っています。
ネットワークに関する用語

WANとは?広域情報通信網の基礎知識をわかりやすく解説

広域情報通信網(WAN)とは、広大な地理的範囲にわたって複数のコンピュータやデバイスを接続する通信ネットワークのことです。企業や組織が複数の拠点や地域にまたがって接続する必要がある場合に利用されます。WANは、本社と支社、リモートワーカー、またはその他のビジネスパートナーを相互に接続することで、データの共有、アプリケーションへのアクセス、コミュニケーションを可能にします。
ハードウェアに関する用語

ネットワークプリンターとは?特徴やメリットをご紹介

ネットワークプリンターとは、ネットワーク経由で接続して使用できるプリンターのことです。従来のプリンターはUSBケーブルなどでパソコンと直接接続する必要がありましたが、ネットワークプリンターは有線LANや無線LANなどのネットワークに接続することで、複数のパソコンやスマートデバイスから印刷が可能になります。そのため、複数のユーザーが1台のプリンターを共有して利用できるというメリットがあります。また、ネットワークプリンターには、印刷ジョブの管理やプリンターの状態確認などができるWebインターフェイスが用意されていることが多く、リモートでの運用も容易です。
ネットワークに関する用語

イントラネットとは?企業内ネットワークの基本

イントラネットは、企業や組織内におけるプライベートなコンピュータネットワークです。インターネットとは異なり、外部からのアクセスが制限されています。そのため、社内情報やリソースに安全かつ効率的にアクセスできます。従業員は、会社に関するニュースや発表、社内ディレクトリ、コラボレーションツールなど、業務に必要な情報を簡単に見つけることができます。
ネットワークに関する用語

ソフトフォンとは?仕組みや利点を解説

ソフトフォンはインターネットを利用して音声通話を実現するソフトウェアです。传统的な電話とは异なり、物理的な電話機ではなく、コンピュータ、スマートフォン、タブレットなどインターネット接続可能な端末で使用できます。 ソフトフォンは、SIP(セッション・イニシエーション・プロトコル)を使用して通話を行います。SIPは、インターネット上で音声やビデオの通信を制御するプロトコルです。ソフトフォンはSIPサーバーに接続し、通話を開始および終了します。 ソフトフォンは、通話機能だけでなく、連絡先の管理、通話履歴の表示、音声メッセージの送受信など、さまざまな機能を備えています。また、他のビジネスアプリケーションやクラウドサービスと統合することもできます。
ネットワークに関する用語

完全修飾ドメイン名(FQDN)とは?

完全修飾ドメイン名(FQDN)とは、あるコンピュータシステムがネットワーク上で識別するための、階層化されたドメイン名体系における一意の識別子です。FQDNは"ホスト名"と"ドメイン名"の2つの部分で構成されています。ホスト名は、コンピュータの特定のインスタンスを表し、ドメイン名はコンピュータが属するドメインを特定します。例えば、"example.com"は、example.comドメイン内の"example"というホストのFQDNです。
インフラに関する用語

ARPANETのすべて:インターネットの原型

ARPANETの起源と目的 ARPANETは、インターネットの原型となった画期的なネットワークでした。その起源は冷戦時代にさかのぼり、アメリカの軍事目的から生まれました。1960年代、米軍は核攻撃に対する堅牢な通信システムを必要としていました。そこで、分散型ネットワークの概念が導入されました。このネットワークでは、メッセージは中央サーバーに依存せずに、複数のパスを通して送信されます。このシステムはより安全性が高く、1つのノードが破壊されてもメッセージが伝達され続けるのです。
ネットワークに関する用語

IT用語『プリントサーバー』徹底解説

プリントサーバーとは、複数のコンピューターから印刷ジョブを受け取り、プリンターに転送するネットワークデバイスです。通常、ネットワークに接続され、共有のリソースとして機能します。これにより、複数のユーザーが単一のプリンターを共有し、ネットワーク上の任意のコンピューターから印刷できるようになります。 プリントサーバーは、社内ネットワークや家庭のワークステーションを問わず、さまざまな環境で使用できます。特に、複数のコンピューターから頻繁に印刷が必要な職場や、複数のデバイスから印刷したい家庭で便利です。
システム開発に関する用語

情報システムとは?仕組みと種類

情報システムとは、情報収集、処理、保存、および配信を行う一連のコンポーネントからなるシステムです。これにより、組織はデータを収集・分析し、意思決定を下し、業務を効率化できます。 情報システムは、次のような重要な役割を果たします。 * 業務処理の自動化ルーチン業務を自動化することで、時間を節約し、エラーを削減します。 * 情報共有組織内の異なる部門や社員が情報を容易かつ安全に共有できるようにします。 * 意思決定支援データ分析を通じて、組織は情報に基づいた意思決定を下し、パフォーマンスを向上させることができます。 * 洞察の提供情報システムは、組織のデータから価値ある洞察を引き出し、トレンドやパターンを特定し、将来の計画に役立ちます。
ネットワークに関する用語

IT用語『NW』の基礎知識を徹底解説!

IT用語「NW」とは、ネットワーク(Network)の略称です。ネットワークとは、複数のコンピュータやデバイスを接続し、データや情報を共有する環境を指します。ネットワークにはさまざまな形態があり、有線ネットワークや無線ネットワーク、ローカルネットワークや広域ネットワークなどがあります。ネットワークを構築することで、ユーザーはファイルの共有やプリンターなどの周辺機器の利用、インターネットへのアクセスなどが可能になります。
ネットワークに関する用語

負荷分散(ロードバランシング)を徹底解説

-負荷分散とは何か- 負荷分散とは、複数のサーバやリソース間で作業量やトラフィックを均等に配分する手法です。これにより、1台のサーバが過負荷になり、サービスが低下したり、停止したりするのを防ぎます。負荷分散を利用することで、可用性を向上させ、パフォーマンスを最適化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。負荷分散は、大規模なWebサイトやアプリケーション、クラウド環境、その他高いトラフィック量を処理するシステムに広く利用されています。
ネットワークに関する用語

UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)とは?

-UPnPとは何か?- UPnPとはユニバーサルプラグアンドプレイの略称で、ネットワークに接続されたデバイスが人間の手を介さずに自動で相互検出し、設定する仕組みのことです。このプロトコルにより、対応するデバイスはネットワーク上で互いを検出し、必要な情報を交換して、自動的に互いに接続し、設定を完了することができます。UPnPは、家庭やオフィスなどのネットワーク環境で、新しいデバイスの追加や設定を簡素化するために使用されます。
ネットワークに関する用語

専用線とは?特徴とメリットを分かりやすく解説

-専用線の定義と特徴- 専用線とは、特定の二点間を結ぶ専用回線のことです。主に企業や団体が自社の拠点やデータセンターを接続するために利用されています。通常のインターネット回線と異なり、他のユーザーと帯域幅を共有しないため、安定した高速通信が実現できます。 また、専用線には以下のような特徴があります。 * -高いセキュリティ- 専用線は特定の二点間を結ぶため、盗聴や不正アクセスなどのセキュリティリスクが軽減されます。 * -帯域幅の保証- 専用線では、契約した帯域幅が常に確保されるため、安定したパフォーマンスが期待できます。 * -優先制御- 専用線は、他のトラフィックよりも高い優先度で処理されるため、重要なビジネスアプリケーションが優先的に通信できます。 * -柔軟なカスタマイズ- 専用線は、企業や団体ごとに必要な帯域幅や接続距離に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
インフラに関する用語

無線LANアクセスポイントとは?仕組みと活用法をわかりやすく解説

無線LANアクセスポイントは、有線ネットワークと無線ネットワークをつなぐ役割を担っています。コンピュータやスマートフォンなどの無線LAN対応デバイスは、アクセスポイントを介してインターネットやローカルネットワークに接続します。 アクセスポイントは、無線信号を発信する無線LANアンテナを備えています。デバイスはアクセスポイントの無線範囲内に入ると、アクセスポイントからの信号を捉えて接続します。アクセスポイントは、アクセスポイントの安全性を確保するため、暗号化や認証などのセキュリティ機能を備えています。また、アクセスポイントには、QoS(Quality of Service)機能が搭載されている場合があり、特定のトラフィック(例動画ストリーミング)に優先度を付与して、安定した接続を維持します。
ネットワークに関する用語

構内情報通信網(LAN)とは?

構内情報通信網(LAN)とは、限られた範囲内のコンピュータや機器を接続するネットワークのことです。通常、企業や組織、学校などの屋内環境に設置され、建物内や同一敷地内における情報共有やコミュニケーションを可能にします。LANは、データの転送や共有、リソースへのアクセス、ファイルサーバーとの接続など、さまざまな目的で使用されます。
その他

バーチャル空間の分身「アバター」とは

アバターの語源と意味「アバター」という言葉は、ヒンドゥー教の「神の降臨」を表すサンスクリット語「アヴァターラ」に由来しています。ヒンドゥー教では、アバターとは神が地上に具現化した形で現れた存在を指します。 インターネットの分野では、アバターはユーザーがオンラインのバーチャル空間で使用するデジタル上の分身です。ユーザーは、自分のアバターに名前、外見、服装などをカスタマイズして、現実世界では表現できない自分像を表現したり、仮想空間での交流を楽しむことができます。
インフラに関する用語

ファイルサーバーとは?仕組みや種類を初心者向けに解説

ファイルサーバーとは、複数のコンピュータやデバイスでファイルを共有するためのデータストレージデバイスです。ファイルサーバーは、通常、ネットワーク上に接続され、クライアントコンピュータがファイルのアクセス、保存、取得を行うことができます。ファイルサーバーを使用すると、複数のユーザーが同じファイルにアクセスし、共有することができ、データのバックアップと回復を中央管理できます。これにより、組織内でのファイル管理の効率化とセキュリティの向上につながります。
ネットワークに関する用語

サーバーとは?役割と用途を徹底解説

サーバーは、クライアントと呼ばれる他のコンピューターやデバイスに情報やサービスを提供するコンピューターシステムまたはソフトウェアです。サーバーの主な役割は、データの格納、管理、配信を行うことで、それによりクライアントは必要なリソースにアクセスできます。サーバーは、Webサービス、メールサービス、ファイル共有、データベース管理、さらにはゲームサーバーなど、さまざまな用途に使用できます。
ネットワークに関する用語

オフラインって何?コンピューターの基礎知識

オフラインって何?コンピューターの基礎知識 オフラインの意味 オフラインとは、コンピューターやデバイスがインターネットやネットワークに接続されていない状態のことです。オフラインでは、オンラインで利用できる機能やリソースにアクセスできません。通常、オフラインの状態になるのは、インターネット接続が切断されたか、デバイスのネットワーク設定が無効になっている場合です。オフラインでは、ローカルストレージに保存されたデータやアプリケーションのみを使用できます。
ネットワークに関する用語

IPTVとは?TVoIPのわかりやすい解説

IPTV(Internet Protocol Television)は、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク経由でテレビ番組を配信するサービスです。従来のテレビ放送とは異なり、ケーブルや衛星ではなく、インターネット接続を使用して配信されます。IPTVでは、テレビ番組だけでなく、ビデオオンデマンド(VOD)、ライブストリーミング、インタラクティブサービスなど、さまざまなコンテンツを提供できます。
ネットワークに関する用語

コンピュータネットワークとは

-コンピュータネットワークの概要- コンピュータネットワークとは、異なる場所にある複数のコンピュータシステム間でデータやリソースを共有するための接続構造です。ネットワークを構築することにより、コンピュータ間でファイルの転送、電子メールの送信、インターネットへのアクセス、および他のコンピュータリソースの共有が可能になります。 ネットワークは、主に2種類の方法で接続できます。有線接続は、イーサネットケーブルなどの物理的なメディアを使用してコンピュータを直接接続します。無線接続は、Wi-FiやBluetoothなどのワイヤレス技術を使用してコンピュータを接続します。 コンピュータネットワークは、ネットワークトポロジ、プロトコル、アプリケーションの3つの主要な要素で構成されています。ネットワークトポロジは、コンピュータがどのように接続されているかを示します。プロトコルは、コンピュータ間の通信方法を定義します。アプリケーションは、ネットワーク上で実行される特定のサービスまたは機能を表します。
インフラに関する用語

「SAN(Storage Area Network)」とは?仕組みや用途を徹底解説

SAN(Storage Area Network)とは、サーバやアプリケーションからアクセス可能な、専用のデータストレージネットワークです。SANは、ストレージデバイス(ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブなど)を単一のネットワークに統合し、中央管理できるようにします。このネットワークは通常、ファイバーチャネルプロトコルを使用して構成されます。 SANの構成は、ホストデバイス(サーバまたはアプリケーション)、スイッチファブリック、ストレージデバイスから成り立ちます。ホストデバイスはSANに接続してストレージを要求します。スイッチファブリックは、ホストデバイスとストレージデバイス間の通信を管理します。ストレージデバイスは、データを格納し、ホストデバイスからの要求に応答します。SANの主な利点としては、次のものがあります。 * データへの高速アクセス * ストレージ容量の集中管理 * データ保護と災害復旧の向上
インフラに関する用語

オンデマンドとは?その仕組みやメリット

「オンデマンドとは」、これは需要に合わせて商品やサービスを提供する方式を指します。従来の手法では、大量生産された製品が在庫に保管され、顧客が購入するのを待つというものでしたが、オンデマンドでは注文を受けてから製品を作成またはサービスを提供するのです。この方式は、顧客が望むものを正確に提供でき、在庫の過剰や廃棄を削減できるため、効率性と柔軟性を高めることができます。