ハードウェア

ハードウェアに関する用語

マザーボードを解説!『main board』との違い

「メインボード」という用語は、コンピュータの初期にマザーボードの別名として使用されていました。コンピュータの構成部品が大きくて独立したボードから構成されていた時代の名残です。当時は、このボード上の拡張カードがマシンの主要なコンポーネントと見なされており、「メインボード」という用語は、この拡張カードのプラットフォームとしての機能を反映していました。
ハードウェアに関する用語

アイリンクとは?ソニーが名付けた規格

-アイリンクの概要- アイリンクとは、ソニーが開発・発表した規格で、超高速でデータを伝送するためのインタフェースです。2008年に初めて導入され、デジタルカメラやビデオカメラ向けの高速データ転送に使用されてきました。 アイリンクは、機器間の高速なデータ転送を可能にするための、複数の高速データ伝送ラインで構成されています。このインタフェースは、従来のUSBやファイアワイヤよりもはるかに高速で、最大約20Gbpsの速度でデータを転送できます。 アイリンクは、高速かつ安定したデータ転送を必要とするアプリケーションに適しています。そのため、主にプロ用デジタルカメラ、ビデオカメラ、その他の映像編集機器に使用されています。また、高速ストレージデバイスや外付けハードドライブへの高速データ転送にも使用できます。
プログラムに関する用語

IT用語『setup』のわかりやすい解説

IT用語におけるsetupとは、システムや機器を動作可能な状態に整えることを意味します。この用語は、ソフトウェアのインストールや構成、ハードウェアの組み立てる際の初期設定など、幅広いコンテキストで使用されます。setupの主な目的は、システムや機器が意図したとおりに機能できるようにすることです。たとえば、オペレーティングシステムのsetupは、基本的な構成やデバイスドライバのインストールをカバーし、コンピュータを起動してタスクを実行できるようにします。同様に、ネットワークのsetupは、適切なネットワーク設定と接続性を確立し、デバイス間の通信を可能にします。
ハードウェアに関する用語

磁気テープ記憶装置とは?仕組みと特徴

磁気テープ記憶装置は、データを磁化された粒子の配列として扱う、シークエンシャルアクセス型の記憶装置です。テープは、データを記録する磁性層が塗布された薄いプラスチックフィルムでできています。 データの書き込み際には、磁気ヘッドがテープに沿って移動し、磁気パルスを生成します。これらのパルスは磁性層を磁化し、磁気パターンを作成します。読み込み時には、磁気ヘッドはテープ上を移動し、磁気パターンの変化を検出して、元のデータを復元します。
ハードウェアに関する用語

コンピューターの暴走とは?その原因と対策

コンピューターの暴走とは、コンピューターが予期しない動作をしたり、機能しなくなったりする状態を指します。通常、コンピューターはプログラムによって制御されており、ユーザーからの指示に従って特定のタスクを実行します。しかし、何らかの要因によって、コンピューターが正常に機能しなくなり、予測できない挙動を示す場合があるのです。
ハードウェアに関する用語

IBM PC/AT互換機とは?PC/AT互換機の種類や歴史

IBM PCとは、1981年にIBMが発売したパーソナルコンピュータです。8088マイクロプロセッサを搭載し、MS-DOSオペレーティングシステムを使用していました。IBM PCの登場は、パーソナルコンピュータ業界に革命をもたらし、広く普及したPCの原型となりました。IBM PCは、その高い信頼性、拡張性、および互換性で知られ、企業や個人ユーザーの両方から高い評価を得ていました。
ハードウェアに関する用語

画像入力装置とは?イメージスキャナーの基本知識

イメージスキャナーの仕組みと種類 イメージスキャナーは、物理的な文書や画像をデジタルデータに変換する装置です。スキャニングは、CCD(電荷結合素子)またはCIS(接触型イメージセンサー)を使用して行われます。CCDスキャナーでは、光がCCDに当たると電気信号に変換され、CISスキャナーではイメージセンサーが光を直接検出します。 イメージスキャナーの主な種類は次のとおりです。 * フラットベッドスキャナー 平らなガラス板にドキュメントを置き、ヘッドがドキュメントの上を移動してスキャンします。 * シートフィーダースキャナー 用紙を自動的に送り込み、連続スキャンが可能です。 * ハンドヘルドスキャナー 小さなポータブルスキャナーで、オブジェクトを直接スキャンします。 * ドキュメントカメラ カメラが画像をキャプチャし、コンピューターに送信します。
ハードウェアに関する用語

コンパクトディスク(CD)ってなに?

-CDの歴史- コンパクトディスク(CD)は、1970年代後半にオランダのPhilips社と日本のソニー社によって共同開発されました。当初、CDは音楽のデジタル記録と再生を目的としていました。CDが従来のアナログレコードに取って代わった大きな理由は、デジタル記録による音質の向上と耐久性の向上でした。 1982年、CDプレーヤーの最初の市販品が発売され、CDは急速に音楽産業で主流となりました。その後、CDはゲームやソフトウェアの配布にも利用され、その用途は音楽だけに留まりませんでした。 CDは、データのデジタル記録と再生のための光学ディスクであり、音楽、ビデオ、ゲームなどの多様な情報を格納できます。CDには、CD-R(記録可能)とCD-RW(再書き込み可能)など、さまざまな種類があります。 CDは、その優れた音質、耐久性、多用途性により、今でも広く使用されているメディアであり、音楽やデータの永続的な保存に貢献し続けています。
ハードウェアに関する用語

DV入力端子とは?別の呼び方はあるの?

「DV入力端子」と呼ばれる端子は、ビデオデッキやデジタルカメラなどの機器からデジタルビデオ信号を入力するための端子です。この端子は、DV端子、i.LINK(アイリンク)、IEEE 1394など、複数の呼び方があります。形状は4ピンのプラグ形状で、高速データ転送が可能です。
ハードウェアに関する用語

MPUクーラーとは?CPUクーラーの別称

MPUクーラーとは、MPU(マイクロプロセッシングユニット)、つまりCPU(中央処理装置)を冷却するための冷却デバイスのことです。CPUはコンピュータの「頭脳」であり、さまざまな計算や処理を行います。非常に高速で動作するため、多量の熱を発生します。MPUクーラーは、この熱を放散し、CPUの適切な動作温度を維持するために不可欠です。MPUクーラーには、空気冷却式、水冷式、ペルチェ式など、さまざまな種類があります。
システム開発に関する用語

IT用語『仕様書』を徹底解説!

-仕様書とは?その役割と重要性- IT用語の「仕様書」とは、システムやソフトウェアの要件や機能を明確に定義した文書のことです。プロジェクトの開始段階で作成され、関係者全員によって共有されます。仕様書は、システムの設計や開発、テストに不可欠な役割を果たします。 仕様書は、システムの境界、機能、制約を明確にすることで、開発チームとクライアント間の誤解や間違いを防ぎます。また、プロジェクトの計画とスケジュールを立て、品質を確保し、メンテナンスや拡張を容易にするために使用されます。さらに、法的な要件や規制の遵守に関する証拠を提供することができます。
ハードウェアに関する用語

3Dグラフィックスアクセラレーターとは? 役割と進化について

3Dグラフィックスアクセラレーターとは、コンピューターのグラフィック処理を行う専用ハードウェアのことです。コンピューターが処理する2Dや3Dグラフィックの表示を高速化し、より鮮明でスムーズなグラフィック表現を可能にします。3Dグラフィックスアクセラレーターは、ビデオカードやグラフィックボードとも呼ばれ、コンピューターの拡張スロットに接続して使用されます。
ハードウェアに関する用語

知っておきたい「LCDモニター」の特徴と種類

LCDモニター(Liquid Crystal Display)とは、液体結晶の性質を利用したディスプレイです。液晶分子は、電気的な刺激を受けるとその向きが変化する性質を持ちます。この原理を活用し、LCDモニターでは液晶分子に電圧を流すことで透過率を制御しています。 その仕組みにより、LCDモニターの特徴として、薄型化と軽量化が挙げられます。液晶分子自体には発光機能がないため、バックライトを使用しますが、それでも従来のブラウン管ディスプレイに比べて大幅に薄くすることができます。また、消費電力が少なく、放熱量も低いため、省エネ性と低発熱も特徴です。