不審なブラウザ通知(怪しい広告)が止まらない時の対処法

ITの初心者
ブラウザに怪しい通知がたくさん出てきて困っています。どうすれば止められますか?

IT・PC専門家
不審なブラウザ通知は、悪意のあるサイトやアプリが原因で発生することがあります。まずはブラウザの設定から通知をオフにすることをお勧めします。具体的には、ブラウザの設定メニューにアクセスし、通知の許可リストから怪しいサイトを削除してください。

ITの初心者
それでも解決しない場合はどうすればいいですか?

IT・PC専門家
その場合は、ブラウザの拡張機能やアドオンを確認し、不要なものを削除することが重要です。また、セキュリティソフトを使ってスキャンし、マルウェアが存在しないかも確認しましょう。
不審なブラウザ通知とは?
不審なブラウザ通知とは、特定のウェブサイトやアプリから送信される広告やメッセージのことで、時には詐欺や悪意のある内容を含むことがあります。これらは、あなたが許可を与えた場合にのみ表示されますが、意図しない形で許可してしまうこともあります。特に無料のアプリやウェブサイトでは、このような通知を送信することで収益を上げることが一般的です。(悪意のある通知は、ユーザーを騙して情報を盗もうとすることがあります)。
ブラウザ通知の許可を確認する
まず、ブラウザの設定を確認して、どのサイトが通知を送信できるかを把握しましょう。以下は主要なブラウザでの手順です。
Google Chromeの場合
1. Chromeを開き、右上の3点アイコンをクリックします。
2. 「設定」を選択します。
3. 「プライバシーとセキュリティ」をクリックし、「サイトの設定」を選びます。
4. 「通知」をクリックし、許可されているサイトのリストを確認します。
5. 不審なサイトがあれば、「ブロック」または「削除」を選択します。
Mozilla Firefoxの場合
1. Firefoxを開き、右上の3本線アイコンをクリックします。
2. 「オプション」を選び、「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
3. スクロールダウンして「権限」のセクションに移動します。
4. 「通知」の横にある「設定」をクリックし、リストを確認します。
5. 不審なサイトを選択し、「削除」をクリックします。
Microsoft Edgeの場合
1. Edgeを開き、右上の3点アイコンをクリックします。
2. 「設定」を選択します。
3. 「クッキーとサイトの権限」をクリックし、「通知」を選びます。
4. 許可されているサイトを確認し、必要であれば「削除」します。
ブラウザ拡張機能の確認
不審な通知が止まらない場合、ブラウザの拡張機能が原因であることもあります。拡張機能は、ブラウザの機能を拡張するための追加ソフトですが、悪意のあるものが含まれている場合があります。以下の手順で確認できます。
拡張機能の管理
1. 各ブラウザの設定メニューにアクセスします。
2. 「拡張機能」または「アドオン」のセクションを見つけます。
3. 不審な拡張機能を無効にするか、削除します。
特に知らない拡張機能や、使っていないものは削除することをお勧めします。これにより、不要な通知を減らすことができます。
セキュリティソフトによるスキャン
もし上記の方法で解決しない場合、セキュリティソフトを使ってコンピュータをスキャンしましょう。マルウェアやウイルスが原因で不審な通知が表示されることがあります。セキュリティソフトは、悪意のあるソフトウェアを検出し、削除するのに役立ちます。
スキャン手順
1. お使いのセキュリティソフトを起動します。
2. フルスキャンまたはカスタムスキャンを選択します。
3. スキャンが完了するまで待ち、指示に従って悪意のあるソフトウェアを削除します。
まとめ
不審なブラウザ通知は、悪意のあるウェブサイトやアプリが原因で発生します。まずはブラウザの設定を確認し、通知を許可しているサイトを管理することが重要です。また、拡張機能やセキュリティソフトを活用して、適切な対策を講じることで、怪しい広告を減らすことができます。これらの手順を実行することで、安心してインターネットを利用できる環境を整えましょう。
