-TFT液晶の仕組み- TFT液晶パネルは、薄膜トランジスタ（TFT）という小さなスイッチで各画素を制御する仕組みをとっています。TFTは、透明な基板上に形成された半導体層で、画素の電極とソースおよびドレイン電極をつなぎます。 各画素に電圧が印加されると、ソース電極とドレイン電極間に電流が流れ、画素の液晶セルに電荷が蓄積されます。この電荷の量によって、液晶分子の配向が変化し、光を通したり遮断したりするようになります。 このような仕組みにより、TFT液晶パネルでは個々の画素を正確に制御し、高コントラストで鮮やかな画像を表示できます。