ハードウェアに関する用語

ACPIとは?コンピューターの電源制御を理解する

ACPIの概要 ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)は、コンピュータの電源制御やハードウェアコンポーネント間の通信を標準化するインターフェイスです。この規格は、コンピュータをより効率的かつ堅牢にすることを目的として、インテル、マイクロソフト、東芝によって開発されました。ACPIにより、オペレーティングシステムは、電源状態、デバイスの検出、ハードウェアの設定などのシステム情報を管理できます。これにより、スリープ、休止状態、シャットダウンなどの電源管理機能をシームレスに実行できます。また、システムの安定性とパフォーマンスを向上させるために、ハードウェアコンポーネント間の通信を容易にします。
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IT用語『386』とは?意味や由来を解説

「386」とは、インテルが1985年に発売したマイクロプロセッサです。インテル80386とも呼ばれ、32ビットのアドレスバスとデータバスを有する最初のマイクロプロセッサでした。これにより、最大4ギガバイトのメモリ空間へアクセスできるようになり、当時のコンピュータの性能を飛躍的に向上させました。386は、IBM PC/ATやNEC PC-9801など、1980年代後半から1990年代初頭のパーソナルコンピュータに搭載されました。