ハードウェアに関する用語

消磁ってなに?ブラウン管ディスプレイの画面むら解消

ブラウン管ディスプレイとは、内部に電子銃を備えた真空管を主な構成要素とする表示装置です。電子銃から電子が放出され、蛍光体コーティングされた画面に衝突することで輝きます。しかし、 ブラウン管ディスプレイでは、電子銃と画面間の距離が不均一だったり、周囲の磁場に影響を受けたりすると、画面にムラや歪みが生じることがあります。 消磁とは、ブラウン管ディスプレイに発生した磁気の影響を取り除くプロセスです。消磁を行うと、画面上のムラや歪みが解消され、鮮明な表示が得られます。消磁は、専用の消磁コイルと呼ばれる機器を使用するか、ディスプレイに内蔵された消磁機能を利用して行うことができます。消磁により、ブラウン管ディスプレイの画面ムラが解消され、本来の鮮明な表示が回復します。
ハードウェアに関する用語

CMOSイメージセンサーとは?仕組みと特徴を解説

CMOSイメージセンサーとは、デジタルカメラやスマートフォンなどの画像キャプチャデバイスで使用される電子素子です。これは、特定の波長に対する光の感度を持つ半導体材料であるフォトダイオードの配列で構成されています。光がフォトダイオードに当たると、電子が生成され、電流として検出されます。この電流がデジタル信号に変換され、画像として処理されます。 CMOSイメージセンサーは、CCDイメージセンサー(電荷結合素子イメージセンサー)に代わる技術として登場しました。CMOSイメージセンサーは、CCDイメージセンサーよりも低消費電力で小型化が容易という利点があります。また、高速読み出しが可能で、動きの速い被写体の撮影にも適しています。
WEBサービスに関する用語

IT用語『B to C』とは?

「B to C」とは、「Business to Consumer」の略語で、企業が最終消費者に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルを指します。この場合、一般消費者が直接企業から購入する形態です。わかりやすく説明すると、例えば、あなたがオンラインショッピングで商品を購入したり、カフェでコーヒーを買ったりするのは、どちらも「B to C」の取引にあたります。企業が消費者に対して直接販売することで、中間業者を通さず効率的に商品やサービスを届けることができます。
プログラムに関する用語

IT用語『パワポ』とは?

パワポの語源と意味 「パワポ」は、マイクロソフト社のプレゼンテーションソフトウェア「Microsoft PowerPoint」の略称です。その語源は、英語の「Power」(力、権力)と「Point」(点、要点)を組み合わせた造語で、プレゼンテーションにおいて重要なポイントを力強く伝えられるツールであることを表しています。日本語では「パワーポイント」と正式名称で呼ばれることもありますが、「パワポ」という略称が広く普及しています。