テンキーボードとは?
ITの初心者
テンキーボードって、具体的にはどういうものを指すのでしょうか?
IT・PC専門家
テンキーボードは、数字や記号を入力するために使用される補助的なキーボードを指します。具体的には、テンキーパッドとも呼ばれることがあります。
ITの初心者
テンキーパッドという名前は聞いたことがありますが、それが和製語だということを知りませんでした。
IT・PC専門家
そうですね。英語の「テン(ten)」と「キーボード(keyboard)」を組み合わせたもので、略してテンキーボードと呼ばれるようになっています。
テンキーボードとは。
テンキーボードは、数字や記号の入力を容易にするためにコンピューターに接続される補助的なキーボードのことを指します。この装置は「テンキー」という名称でも知られており、特に日本のメーカーによって開発された際に、数字の「テン」とキーボードを結びつけた和製語が由来となっています。
テンキーボードの定義
テンキーボードとは、文字を入力する際の効率を高めるための補助機器の一種です。これらのキーボードには、テンキーと呼ばれる数字や記号を専用に扱うセクションが装備されています。このテンキーは通常、キーボードの右側に置かれており、数字を迅速かつ正確に入力するために設計されています。
テンキーボードの別称
テンキーボードとは、文字入力用のキーボードの一種で、数字キーが独立して配置されたブロックを持っています。このブロックは一般的にキーボードの右側に設けられています。
このようなキーボードは、テンキーやテンキーパッドといった別称でも知られ、どちらもテンキーボードの略称として使われています。さらに、数字キーのみを備えているため、ナンバーパッドという呼称も存在します。
テンキーボードの語源
テンキーボードの語源
「テンキー」という言葉は、「テンキーレス」から派生しています。「テンキーレス」キーボードとは、数字キーが省略されたデザインのキーボードを指します。以前は数字キーが付いたキーボードが主流でしたが、スペースの節約を目的にテンキーレスキーボードが登場しました。これにより、メイン部分により多くのキーを配置することが可能となりました。
テンキーレスキーボードは、主にノートパソコンや小型デスクトップコンピュータで利用されていました。そのため、独立した数字キーのセットを指す用語として「テンキー」が生まれ、徐々にそのセット全体を指す一般的な名称として定着していきました。
テンキーボードの主な用途
テンキーボードとは、数値や演算記号を入力することを目的とした独立したキーボードデバイスです。通常はデスクトップパソコンやノートパソコンの隣に設置され、特に数字を大量に入力する必要がある作業において非常に便利です。
テンキーボードの主な用途としては、会計業務、データ入力、スプレッドシートの操作などが挙げられます。テンキーを使うことで、マウスを使わずに迅速かつ正確に数値を入力することができ、作業の効率が大幅に向上します。また、一部のテンキーには、数値計算や特定の機能へのアクセスを容易にするための専用キーも搭載されています。
テンキーボードと電卓の違い
テンキーボードとは、一般的にはコンピュータのキーボードの右側に位置する、数字の入力を効率的に行うための特別なキーパッドのことを指します。このテンキーには、0から9までの数字キーのほかに、小数点キーや演算キー(+、-、*、/)も備わっています。
一方で、電卓は、数字計算に特化した独立したデバイスであり、基本的にはテンキーと同じ機能を持ちながらも、専用のディスプレイがあるため、計算結果を確認しながら操作することが可能です。さらに、一部の電卓には税計算や単位変換など、便利な追加機能が搭載されています。
このように、テンキーボードと電卓は共に数字入力に使用されるデバイスですが、それぞれの用途には明確な違いがあります。テンキーボードは主にコンピュータ上での数字入力に特化しているのに対し、電卓は独立した計算機として広く使用されます。